というわけで、
前半で書いた通り、皆さんのエントリーあってのN.S.Yでした。
N.S.Y vol.21 結果とかとか〜前半〜: UCの、『遊UC白書』
僕は、
以前別イベントでJUDGEをした時にコメントさせてもらったんですが、
主催者やCASTに御礼を言う参加者が多いですが、
僕は参加者がいてこそイベントは成り立っていると思うし、
御礼を言うのは主催者であり、CASTであるといつも思っています。
今回久しぶりに開催する上で、
N.S.YがN.S.Yである必要性とか、
どうやったら盛り上がるのだろうか、
今まで何で盛り上がってきたんだろうとか、
色々考えたけど、
結局盛り上げているのは来ていたいただいた皆さんなわけで、
別にN.S.Yが盛り上げたわけではないんですよね。
だからこそ、
来ていただいた皆さんへの感謝は改めて深いです。
その上で、
いかにみんなを満足させられるか?熱くさせられるか?通常のバトルイベントと違う差別化を図れるか?
そんなことを考えてやっています。
その為に超面倒なルールになっていてすみません。
そして、
その為に身を粉にしてくれたCAST陣にも感謝しかありません🙏
今回JUDGEは6人に増員しました!
狙いとしては、単純に裁く価値観を増やしたかったから。
バトルJUDGEの適正人数は正直今でも分からないです。
多数決が正しいのかどうかも信じきってはいません。
でも、
結局勝敗はゲームだから。
ゲームなら、展開が読めない方が面白いし、
視点がたくさんあった方が面白いですよね!
現に、
今回のJUDGEはすごく割れました!
ドローは意外と一回だけだったけど、
僕はJUDGEなんて割れれば割れるほど良いと思ってるし、
それぞれのJUDGEが真剣に向かい合った結果だと思っています。
そして、
増員することで出来たことが3つありました。
1つ目は、
1JUDGEの瞬間を無くせたこと。
エントリー数がだんだん増えてきて時間の関係上、
1〜2回戦を2サークル進行しないといけなくなってしまい、
そこで1人JUDGEの瞬間が生まれてしまっていましたが、
今回は2サークル進行時でも3人ずつJUDGEを置くことができました。
2つ目は、
優勝賞金をJUDGE1人1万円委ねられたこと。
決勝でハンズアップした数がそのまま賞金になるという、
daft15周年アニバの時に僕が発明したシステムなんですが(知らんけど)、
やっぱりこれは良きシステムだと僕は思っています!
やっぱりJUDGEが1日真剣にやってきて、最後自分が優勝だと思ったチームが多数決で負ける時だってあるわけじゃないですか。
JUDGEが「お前が優勝だ」て思った分は賞金としてペイしてあげようという感じですね。
優勝者としてもストレート勝ちなら文句なしに賞金総取り、接戦なら準優勝チームと山分け、って納得感もあると思うんですよね。
最後3つ目は、
HIPHOPバトルにOLD SCHOOLダンサーをJUDGEで呼べたこと!
これはとても嬉しかったですね◎
スペシャル回となりました。
ARCHさんは、
LOCKerとして東海オールドシーンのドンとして、表も裏も底も全てでプロップス得ているダンサーであり、
僕自身もうずっとお世話になっているアニキであり、戦友であり、同志です。
(N.S.Y=new school yuugataに対してOSY=old school yuugata仕掛け人がARCHさんです。)
自分はロッカーでも、HIPHOPのトッププレイヤーを散々観てるし実際触れてるし、
ジャンル関係なく「良いものは良い」で積み上げてきた経験は、
N.S.YでJUDGEするに相応しいと熱烈オファーかけました!
最初、渋ってましたが笑、熱量で説得しました!
最高でした。
そして、
WUTAくん。
bboyはHIPHOPの四大要素ですからね。
言っちゃえば1番HIPHOP JUDGEに適任ですよね。
WUTAくんの感覚や美学、ダンス観というものを僕はずっと信頼していて、
単純にWUTAくんの出すフレイバーのファンなんですよね◎
キチンと音楽の面でも、動きの面でもバトルスタンスの面でも、
全てに置いてJUDGEできると思うし、ハッタリ通用しない感がありますね笑
この2人は今回OLD色も入れようと思った時に真っ先に浮かんだ2人だったので、
本当に2人とも口説き落とせて良かったです!
もちろんHIPHOPerの4人だけでも、
かなり豪華なメンツだったので、
それだけでもスペシャル回な感じ出せたと思います。
SHINICHIさんは、
僕にとって永遠の憧れのスーパースターですよ。(みんなそうだと思います。)
BUTTER, STRUTには散々影響受けたし、
僕が今でも多用している動きを生み出したガチのオリジネーターなわけですから。
今回はSHINICHIさんと3泊4日でSHOWからWSからプチ旅行までたっぷり一緒に過ごして、
改めて偉大さと面白さを感じさせていただきました!
SHINICHIさんの染み付いた動きと、音楽へのフィーリングや、独特のアプローチを観ていると、
これぞ個性だなって思わされました。
コントロールされているんだけどパワフル、
突き抜けているんだけど収まっている、
点ではなく線で動いていて音楽に乗っかっているのに、先が読めない。
その圧倒的な存在感とオリジナルスタイルは、極上でした◎
TOMOKAZUさんがJUDGEに来てくれたこともめちゃくちゃ嬉しかったです!
オリジナルPINOCCHIOメンバーであり、
C-HAISの創始者であり、
日本を席巻したFIVESTARであり、
メジャーデビューしたB-LANDであり、
今も #夢見る若者たちへ で踊るたびに僕らに感動与えてくれる絶対的な名古屋のスーパースターです。
本当に僕の中ではビデオの中の人で、まさひろと散々興奮して観ていた人です。
今でも一瞬の破壊力は絶大ですし、
何かやってくれるワクワク感は本物すぎます。
そして、ギャグセンスが高すぎます笑
その上で本当はすごく優しい。
もうカッコ良すぎます!
かませ犬の時も見てもらえるの嬉しくて気合い入りました笑
ありがとうございました!
そんな2人のスーパースター揃えたなら、
もう1人は影のヒーローmasahiroで決まりでしょう笑
ということで、
相方誘わせていただきました。
ダンスが上手い人はめちゃくちゃ増えたけど、
その分masahiroの特異さは年々際立っていますね。
良いのか悪いのかは分からないけれど、
やっぱりバトラーじゃなくて、ダンサーとして、表現者として幅広く考えてみると、
masahiroの踊りは色々と一線を画していますよね。
いつまでもピュアだし。
不細工な踊りしているけど、
まぁそれは自分も一緒だし、
元々それがdaftなわけだし、
そりゃそうかって感じですね😂
4人目はハルナインティー。
ここはN.S.Yミーティング(という名の三谷家の雑談)でも議論になったけど、
やっぱり、年齢が若くても、イケてるやつはイケてるし、HIPHOP DANCE BATTLEのコンセプトにすごく合ってると思ってお願いしました。
やっぱり行動が全てだから。
若いのが悪いわけじゃないけど、
大先輩や自分がゲストで呼ぶようなダンサーが出てきた時に、
忖度なしでJUDGEできるかどうかだけが心配なだけで、
その為に1JUDGEの機会無くして、負担軽減させたけど、
結局、そんな心配は杞憂でしたね。
最後の副賞贈呈までありがとうございました!
名古屋の先輩、仲間たちが大好きな僕らから、
ハルナインティーさんはじめ後輩たちから、
また名古屋大好きって言ってもらえることはやっぱり嬉しいし、
これからもみんな仲間で楽しんでいきましょう。
というわけで、
やっぱり6人JUDGEを呼ぶというのは、
既に利益を放棄したやり方ではあるんですが笑、
それでも6人全員呼べてよかったです!!
ありがとうございました🙇♂️
そして、
JUDGEが特別ならDJも特別!
今回はOBAさんとT2の2人にお願いしたのですが、
何と全バトルBACK to BACK方式でDJしていただきました!
敗者復活バトル以外の全99バトル!
延長含めれば100バトル!
全てバトルでかかる2曲を交互にかけてたんです。
まさにDJ同士もバトルしていたわけですね。
そして、
2人の高め合いによる選曲がまた最高で、
かっこよかったですね!
バトル毎にDJが変わると、バトルによってDJの色が出過ぎて雰囲気変わることもありますが、
今回は全然それがなくて、空間を支配している感じでしたね◎
ここもまた普段のバトルイベントとは違う側面となったんではないかなと思います。
音楽がやっぱり大事ですからね!
ありがとうございました!!
本当ならここにさらにDJ MATSUさん入れて3本の矢でいくのを考えていたんですが、
あまりに予算が無さすぎました笑
そして、
唯一スペシャル感を出さなかったのがMCなわけです。笑
というのは冗談で、
N.S.Yで生まれ、N.S.Y全回に出演しているMCと言えばToofiymanことMC ROKUDENASHI!
やっぱりこの人しかいませんでしたね。
オープニングのMC MOVEから、
途中のToofiyman LIVE、
最後まで喋り続け、滑り続けw、ルパンさんにイジられ続けw、
終始盛り上げてくれました◎
1番の功労者。
今回も彼に書いた台本はA4 19ページにも及び笑、
お互いに久々のN.S.Yに気合い入れてたんだなと再認識しました。
バトル数多いし、時間も長いんだから色々削れると思うかもしれませんが、
MC MOVE無しにはN.S.Y語れませんし、
Toofiyman LIVEも思った以上に盛り上がってましたね◎
賛否両論あるかもしれませんが、
自分のスタイル貫き続けて、キチンと仕事として成果も出し続けているんだから、
俺はあいつはめちゃくちゃHIPHOPだと思っています。
トゥーフィー
そして、
敗者復活バトルもやっぱりN.S.Yとしては絶対外したくなくて。
どんどん長くなって、効率化も考えないといけないんですけど、
やっぱりN.S.Yは最初「これからバトルを頑張っていきたい人のためのイベント」として出発しているんですよね。
・予選通過しないと対面バトル出来ないことが多いから、
まずは対面バトルの面白さを感じてもらう為に全バトル対面バトルに!
・予選1moveのために何千円も払うだけでは経験積めないので、必ず2move以上踊れるように敗者復活バトルを!(目指せ平均3move以上)
そして、
・勝ち負けよりも自己表現
・失敗しても次があるのがHIPHOP
・仲間と出る楽しさを知ってもらいたいから2on2
など、最初に設定したコンセプトはずらしたくないんですよね。
今では全国から猛者どもが集まって、
出るのもビビるほどのバトルイベントと思われるかもしれせんが笑、
実は真逆のイベントなんです!
それぞれの最初の一歩、次の一歩を応援するイベントなんです!
だから、
敗者復活バトルは外せないわけで、
今回も負けてしまったJUDGEとは逆のサークルになるように組んだり、
JUDGEのDJとはまた違った目線でセレクトされた音源で踊ってもらったり、
少しでも輝くきっかけが出るよう自分なりに工夫しているんです。
久しぶりすぎて、
チーム名の記載漏れが何件かあって、
それだけは本当に申し訳ございませんでした。
言っていただけて、踊れなかったという最悪な事態は避けられましたが、
不快な気分、不安な気分にさせてしまい、申し訳ございませんでした。
この場をお借りして、
改めてお詫び申し上げます。
ちなみにセレクト音源のトラックリストは、
インスタのNSYアカウントにアップしてありますので、
興味ある方はチェックしてみてください!
こんな内容詰め詰め、余裕なしのイベントをスムーズに回せるのも、
すべてスタッフの皆さんのおかげです。
(モタつく場面はほとんどは俺がミスった時だけ…)
スタッフにも少しこだわってまして、
それは単純にN.S.Yだからスタッフしてくれる人にお願い出来ているということ。
スーパースタッフのゆかちんとりこちゃんは、
もう社会人で普段の仕事もあるのに、
大事な休日を丸一日使っていただいて、
しかもめちゃくちゃ仕事できるから、
本当に頼り切っています。
頼りすぎていつも説明不十分なのに、
それを補って全部対応してくれるから本当に感謝しています!
いつもありがとう!
そして、
Susumu Spaniel、GGD、mio、chanriiも自分がバトル出る側なのに、
「スタッフまでやってN.S.Yを楽しんだことになるので。」
て言って手伝ってくれて、本当に嬉しかったです。
全員もう中堅ダンサーで立場あるのに、率先して手伝ってくれる姿は、
イベントがスタッフありきなことを理解してくれているんだなと感心します。
エントリー受付は過去1でスムーズでした!!
しゅんぼーいも相方の都合でエントリーキャンセルとなってしまい悔しいところを、
スタッフとしてかませ犬から動画撮影までしてくれてありがとう◎
ケージくんも同じくエントリーキャンセルからのスタッフありがとう。
マコさん、ハマちゃん、GINくん、シゲキくんも、
スタッフ業務ありがとうございました!!
さらに、
運営をサポートいただいたSOUL CITY TOKAIの皆さん、特にMATSUさん!
本当にありがとうございました。
MATSUさん無しでは出来ないことばかりでした。
大変助けられました!
いつもありがとうございます!
ということで、
最後にかませ犬について。
今N.S.Yで使用しているバトルシステムは、
前回までのmax96チームで組んでいるトーナメントシステムなんです。
今回定員72チームとしまして、
新たなトーナメントを組もうかと思いましたが中々数がうまくいきませんでした。
そして、
前述したように経験を積ますためのバトルイベントなわけですから
不戦勝をどうしても作りたくないんです。
そして、
トーナメントの形をいびつにしたくないんです。
(例:1ブロック6チームだと、勝ち抜きまでに2回バトルと3回バトルのチームが出来てしまう。)
とにかく、
誰かのバトル機会を減らすことはしたくないから、
一回戦でかませ犬とガチバトルすれば、
それはそれで良い経験になるかなと。
まぁ単純に俺が踊りたいだけなんですが笑
やっぱり対面すると、
相手のことが色々見えて面白かったですね◎
BLUE STONE
Uhr
Iidaben
G-FAM
C-frank
Trick Circus Othello
nought
ReiS feld
対面してくれてありがとうございました!
動画あったらください笑
ただ、
その分他のチーム見れなくなってしまうのが残念なんですよねぇ。
こればかりは悩ましいところ…
まぁ次回やるときは96チームmaxまでエントリー入れていい状況になれば、
かませ犬の余地はないんですけどね。
というわけで、
僕なりの工夫と拘りを詰めまくったつもりではあるんですが、
結局はみんなが来てくれないと成り立たないわけで、
冒頭に戻りますが、
今回もエントリーしていただきありがとうございました!!
エントリー開始12時間で定員埋まったこととかめちゃくちゃ有難かったですね。
次回はいつになるか分からないけれど、
もしやれるなら、こんなことやってみようかなぁみたいなアイデアはあるので、
また楽しみにしていただけたら嬉しいです。
そして、
次回こそは観客を入れたいです!
やはり、N.S.Yは観客こそ1番楽しめるイベントなんじゃないかと思うので笑
今回も後半バーカン周りえらいことになってましたからね笑
そんなこんなで、
もういつもの癖でまとまらなくなってきたので、この辺で!
また会ったときに色々話しましょう◎
ではでは。